2023年(令和5年)12月29日(金)
年末年始、ヨーロッパ10日間の旅行の開始です。前回はANAラウンジとANAビジネスクラス搭乗記について書きました。
ミュンヘン空港に到着しました。乗継時間が1時間50分しかないので急いでいます。ミュンヘン空港は乗継時間を短くする工夫をしており、保安検査場などで長々待つことがありません。通路にはドイツの名所が掲げられていましたが、ラウンジでゆっくり過ごすためには眺めている暇はありません。
今回の旅行は、12月28日から1月8日までの足掛け12日間という長丁場です。私にとってこれは最長で、天皇陛下即位の礼のときに長期休暇となった2019年ゴールデンウィーク以来。どこへ行くかは相当悩みましたが、やっぱり狙いは未訪問の地。
もともと次回はルーマニア、ブルガリアへ行こうという話になっていたのですが、黒海を挟んでウクライナやロシアと相対しているので、今は回避。スロベニア、スロバキアはそれだけでは10日間は長過ぎで、近隣国も極寒。挙句アルバニアやモンテネグロも候補に挙げたのですが、魅力的なものの交通網がまだまだ発達していないので、私のスキルで冬は難しいだろうと結論付けました。夏だと観光客も多くてわかりやすいんだけどね。結果、残すはルクセンブルクだけでした。よくぞここまであちこち行ったものだなぁ。ルクセンブルクはヨーロッパに足を踏み入れ始めたころ、わざわざ寄るまでもないと飛ばした国でした。
ルクセンブルクへはフランクフルト空港から陸路で最短4時間半。ケルン大聖堂を見てからベルギーまわりで行こうかと随分悩みましたが、移動時間に時間が取られるばかりなのでミュンヘンからの空路を選択しました。このときは、前回ミュンヘン空港へ行ったときはまだSFC会員になるなど夢にも思っておらず、空港ラウンジにも入っていなかったので選択しただけでしたが・・・(波乱含み)
がらんとしたバゲージクレームを通り過ぎ、ほぼすべて待ち時間なしにトランジットを終えられたミュンヘン空港は優秀です。
ミュンヘン空港、ルフトハンザ航空のセネターラウンジ。ビジネスラウンジよりちょこっと格上です。機能性の高いイメージがあるドイツらしいラウンジは、フランクフルト空港とも似通っています。
ステンレス使いというところが渋い。
ゆったりと座れるソファー席もあります。
空間をうまく使い分けて椅子が配置されているので、居心地がいいです。長時間のトランジットでも退屈せず過ごせそう。
食事や飲み物も広々と配置されていて種類も多いので、くまなくチェックするのはなかなか難しいです。
飲み物も充実。スパークリングワインがあれば、私は文句を言わないよ。
やっぱりドイツだからね、ビールはマスト。もちろんビールサーバもありましたが、瓶ビールも置いてありました。
そのビールサーバーは、SPATEN(シュパーテン)とFranziskaner(フランツィスカーナー) 。シュパーテンはミュンヘン最初の醸造所、600年の歴史を誇るラガービールです。
食べ物はホットミールも揃っているのですが、いつも食べ損ねています。フランクフルト空港でも、豆のスープがいつもあることは記憶にある。白ソーセージはいかにもミュンヘン。
あれこれ置いてあるのですが、種類が多くてあまり詳細まで確認していません。そんなに食指が動くものがあるわけでもなく。
特にオートミール系って、日本人にはなじみがないと思いませんか。フランクフルト空港も同じく種類豊富ですが、このところはトランジットで外に出ることが多いので、一度腰を据えて食べてみたいと思いつつ、機内食もあるしなぁといった感じです。
撮るだけ撮ったものの、いったい何かも不明。お粥のトッピングのような一群です。何が気になったかというとSTAUBの使い方。おしゃれ~ ルフトハンザの空港ラウンジではSTAUBを多用しているので、ほんと欲しくなる。
飲食店だけでなく、トイレはできるだけチェックするようにしています。ここからホテル着まで行けるかどうかわからないので、きれいとわかっているところで入らねば。
乳白色のドアもきれいだし、清潔そのもの。
ペーパータオルがあるのは珍しいなと思いました。
ラウンジを出てゲートへ移動します。
またもやバスラウンジ。
階段の数を見れば、いかに小さい飛行機か想像できるかと思います。ルクセンブルクって人気ないのかな。
両端に2席ずつの小さな飛行機。1時間ほどで到着します。
7:55発のフライト。ようやくそろそろ夜明けの時刻です。