2025年(令和7年)3月
相棒の誕生月、天婦羅おばたを予定していたのだけれど、相棒の通院日と重なってしまったので断念し、かねてからチェックしていた町田の鮨屋へ行ってきました。アルコール禁止の相棒は、アルコールなしでも長らく食べていないお寿司がいいとの希望。一休.comでのダイヤモンド会員継続のためのポイント稼ぎも兼ねていましたが、結局他の宿泊でクリアしています。
かつて人気のカフェがあった場所でしたが、コロナ禍を経て鮨屋になっていると知ったのは1年ぐらい前のこと。でも既に開店からは2年半になるという鮨やざわにお邪魔しました。
11時半の開店時刻に扉が開き、一番客で入店します。カウンターは8席。個室もあるようです。
落ち着いた内装は、雑多な町田からはかけ離れた印象。昼の予約は16品の武蔵5,800円か21品の相模10,000円の2コース。せっかくの誕生日なのだから相模を推したのですが、知らない鮨屋で冒険しなくていいということで武蔵での予約。
1品目 魚介のつみれと野菜の炊き合わせ
つみれと里芋の煮物。美味しいお出汁です。期待値が上がる前菜。


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相棒が飲めないので日本酒にも移行できないし、生ビールを注文。果実酒、ワイン、日本酒、焼酎やウィスキーもあり、日本酒は醴泉(岐阜)、宮城(日高見)、来福(茨城)のラインナップ。
生ビールはサッポロの白穂乃花 。どこかで飲んだ記憶があるのですが、見つけられず。無濾過の白濁したビール。ちなみに、相棒が飲まないので私も進まず、コースの終わりに慌てて飲み干したというていたらく。私の呑兵衛もその程度です。
2品目 蛤の茶碗蒸し
うるいと蕨が載せられています。お出汁も美味しい一品。


3品目 ズワイガニ
酢飯にオンしたたっぷりのズワイガニ。雲丹のソースと紫蘇の実の佃煮を絡めていただきます。
ソースがうまく絡んで味わい深い。がっちりハートを鷲掴みされました。
ここから握りのスタート。ガリはゴロリとしたタイプ。生姜に自信がなければこれはできないよね。
葱と生姜を和えたトッピングでいただきます。
5品目 愛媛県の鱸
酢橘と塩でいただきます。さっぱりした柑橘の香りがよく合う。
6品目 鮪の赤身
これはちょっと水っぽい感じで残念でした。鮪の味わいも足りなくて。
7品目 鰆
山椒の粉少々が振りかけられていて、香りとともに楽しみます。でも私にはちょっと合わないかなと思いました。
8品目 トロ
こちらはねっとりした味わいで美味しくいただきました。
9品目 静岡県の養殖鱒
鱒はこのところあちこちで養殖をしていますが、一番手の長野を追いかけるのが静岡。うーん。お寿司は悪くないと思うのだけど、なんとなく単調。
10品目 干瓢巻き
わさびがよく聞いて美味しい干瓢巻きでした。パリッとした海苔もそのままで地味ながら優秀な細巻き。
11品目 玉子焼き
甘くてプリンのような味の玉子焼き。デザートの位置づけといってもいいつるりとした滑らかさで美味しかったです。
12品目 赤出汁
13品目 苺のシャンパンゼリー キウイソース
ゼリー寄せにした苺をキウイソースでさっぱりといただくデザート。
で、なぜにこれが16品?思うに、1品目の炊き合わせが2品という数え方で、ガリも1品ということなんだろうか。としてもまだ1品少ないと思うのだが。
まぁいいや。落ち着いた雰囲気のお店で、大将も穏やかな雰囲気が良かったし、ホールを担当していた女性も品があってこなれていて心地よかったです。町田でこんな大人の空間は珍しい。
5,800×2+ビール1,000-一休ポイント290=12,310円
品数多めですが、ぺろりといただきました。複数回来られている方も2組いて、人気の鮨屋のようでした。食べログでも好評です。