英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【群馬】2日目-1 水上温泉「別亭やえ野」朝ご飯をたっぷりいただいて谷川岳へ

2019年(平成31年)12月1日(日)

 

娘の招待で水上温泉の4室しかないお宿、別亭やえ野に来ています。

前回記事はこちら。

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別亭やえ野の朝です。きのうとは打って変わって晴天。早起きして、朝の温泉も楽しみました。

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でも、この晴天も長くは続きません。天気予報によると11時からは雲が出始めるということでした。

朝ご飯は7時半か8時。出発を急ぎますので、7時半でお願いします。

 

前夜、朝ご飯もボリュームがありますよ~と聞いていたとおりの量です。メニューはありませんでしたが、籠の中は鮪のたたきと長芋のみじん切り、たれをかけてご飯といただきます。長芋がみじん切りというのが触感が良くて美味しかったです。

キャベツのお浸し茄子の煮びたし

サラダには生ハムと、赤コショウが効いていました。

そして、右にあるのがカレーのなんだたっかなぁ・・・このカレーというのが全体のアクセントになっていてとても美味しかったです。

焼き物は牛スジの肉じゃがも絶品。

左にある小鍋には豚肉とキノコなど。まったく知りませんでしたが、群馬県は豚肉が有名なのだとか。なるほど、とても美味しかったです。

最後にデザートのりんごはフジでしたが、名月という幻のりんごがあるという話を聞きました。黄色のりんごで蜜がたっぷり。一度食べたらほかのものは食べられないぐらいなのだとか!運が良ければ道の駅で売っているという話を聞きました。

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朝ご飯にたっぷり1時間。手抜きになりがちな朝食も丁寧に作られていて、大満足でした。そしてまた朝食でこのボリュームは、里海邸に次ぐかも。 

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谷川岳ロープウェイ駅へ行くには、昨日行ったそば処角彌のまだ先からバスに乗らなければなりません。10時過ぎのバスを目指して、9時半前には別亭やえ野を出発することにしました。季節が良ければ、もっとお宿の周辺も散策できたかなぁと思います。

 

一度歩いた道は、早く感じるもの。開店前のそば処角彌を通り過ぎます。前日の写真では車が邪魔をしていましたが、なんのなんの!道路向かいには広い駐車場も持っていました。人気店ですね~

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きのう日本酒をひっかけていた湯檜曽川までやってきました。欄干の雪は解けています。

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川を渡って上流側を向くと、これが・・・谷川岳よね?怪しげに雲がたなびいていて、ちょっと焦ります。

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湯檜曽川をのぞき込むと、青空と雪と紅葉との素晴らしい風景。

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でも、晴天には違いないけれど、やっぱり雲がかかるのは時間の問題。果たして間に合うんだろうか・・・

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こちらは前日の写真ですが、湯檜曽川を渡ると線路沿いの道へつながる歩道橋が通っています。人通りのないここに屋根付きの歩道橋があるということは、きっと雪が深くなった時には重要な役割を果たしているのでしょう。

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歩道橋を渡って車道を通っていると、列車が通り過ぎていきました。しまった!鉄道利用という手もあったんだ!

水上駅から上越線に乗って次の駅がこの湯檜曽駅。もう一駅乗車すると土合駅があり、そこから15分ほど歩いてもロープウェイ駅へ行けるのを失念していました。

きのうの給仕担当者の話だと、1日4便しかない上越線土合駅から谷川岳登山を目指す人も多いのだとか。土合駅は500段もの階段を備えた日本一のモグラ駅としても有名で、その階段を上るのが登山前のウォーミングアップなのだそう。

もちろん、モグラ駅の話は調べていました。でも、500段も上るなんて嫌がるよね、きっと。でも、4便しかない列車に乗るという話になら乗ってくれたかもしれないのにな~ 

せめてどんな駅か見たかったな、と帰りを目論みました。

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湯檜曽駅前にバス停がありましたが、まだ15分ほど時間があったので先へ進みます。だってほら、田舎のバスって1駅違えば運賃も違うよね(←どこまでも交通費嫌い)

でもまぁ、湯檜曽川を再び渡り、次のゆびそ温泉街のバス停に到着したところでやめておきます。

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ゆびそ温泉街という名前がついているとおり、旅館が4,5軒道路沿いに建っていました。でも、廃墟になっている建物もあり、賑わっている雰囲気はありません。

 

5分ほど遅れてバスがやってきました。もう一駅歩けたな(笑

しばらく揺られると土合駅に到着しました。おそらく、さっきの列車で到着した人たちが乗り込んできます。何やら外を指さして賑やかに話しているので撮ってみました。

右上に見えるトンネルは、雪から道を守るように長く屋根がつけられていましたが・・・彼らは何を見ていたんだろう?

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土合駅からロープウェイ駅までは徒歩15分というとおり、バスだとあっという間に到着します。

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ベースプラザから続くロープウェイ乗り場までの通路がこんなに高いところに設けられているのは、やっぱり雪のせいもあるのでしょうか。

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空はとりあえず、青空を保っています。でも、時刻は10時半。急がねば。 

次回記事はこちら。

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【群馬】1日目-3 水上温泉「別亭やえ野」2時間かけてゆったり夕食

2019年(平成31年)11月30日(土)

 

娘の招待で水上温泉の4室しかないお宿、別亭やえ野に来ています。

前回記事はこちら。

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食事は18時から。概ね2時間かかりますと、まずご案内いただきました。

本日の献立は、なにやら和食一辺倒ではなさそう。まずは生ビールを頼みました。

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小鉢は岩魚昆布締め田芹和え。川魚を食べる機会はそう多くありませんが、イワナは美味しい川魚として知られていますね。期待にたがわないお味、セリが効いていておいしい。

お隣が落花生豆腐。落花生の濃厚さがうまく引き立っていてこれまた美味しい。

手前は下仁田葱カチョカバロチーズ和風グラタン。カチョカバロチーズは焼いて食べるナポリのチーズです。私、グラタンが大好きなのでとても気に入りました。温かいお料理がここで加わっているのはいいですね。

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緑の器は白菜包み蒸し。ちょっとあっさりしすぎていたので印象が薄いのですが、ガンガン濃い味よりも変化球があるのはいい。

真ん中は肉みそ射込み小玉葱。下に畳鰯が敷いてあって、パリパリ割りながら一緒に食べるのもいい感じ。

右奥が鰻大和焼き。ウナギにヤマトイモのすりおろしをのせて焼いてあります。ヤマノイモ全般も大好きなので、これまた嬉しい。

右手前は海老真丈きんぴら揚げ。海老にきんぴらを巻いて揚げてあり、香ばしくておいしい。

左手前は見てのとおり椿花饅頭。なんの餡だったかなぁ・・・椿に感心していたので忘れてしまいました。

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お椀は海老芋饅頭金波吸い仕立て

やはり山間のお宿なので芋類が多いんでしょうかね。大好物です。吸い地の味付けも繊細。

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お造りは銀ひかり長芋紫蘇巻き、大岩魚唐墨大根、自家製蒟蒻

さすがは群馬!こんにゃくはつくるのにとても手間のかかるそうですが、酢味噌ととても合いました。この酢味噌がまた美味しい。川魚のオンパレードですが、くせもなく美味しくいただきました。左の白醤油もまた美味しい。

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こちらは蓮蒸し

レンコン饅頭も大好きです。お椀も美しく、飽きが来ません。

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ここらあたりで、珍しく熱燗をお願いしました。給仕のお若い担当者は、ここらあたりの事情に精通していて話も楽しく、朴訥とした雰囲気ですが頭の良さを感じさせるプロの仕事をしてくれていました。

 

お肉は増田牛炭火焼

群馬県は上州牛や赤城牛が有名ですが、この増田牛も希少価値なんだそうです。柔らかさが特徴というだけあって、本当に柔らかい。付け合わせはカリフラワー、ロマネスコ、マッシュルーム。どれもワサビがよく合いました。

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酢の物はトマト釜盛り彩り野菜南蛮オリーブオイル白酢和え

釜盛りというだけあって、器部分がトマトです。ホタテや長芋などが盛られていて、確か添えられているのはチーズのクリームだったような。

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さすがにご飯はお腹いっぱいで軽くお願いしました。土鍋て炊き上げてあり、ゆり根がたっぷり入っていて昆布がアクセントになっています。残りはおにぎりにして夜食に持ってきてくれました。私たちは翌朝の山に備えていただいて帰ります。

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デザートはキャラメルムース&ブドウ

上にのっている青梅もまたとても美味しい。

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たっぷり2時間かけて、給仕担当の方との会話も楽しみながら、大満足で食事を終えました。素朴だけれど丁寧で、変化に富んだ味付けは飽きることなく、最後までワクワクさせられました。期待を裏切らないお宿だったと思います。

 

次回記事はこちら。

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【群馬】1日目-2 水上温泉「別亭やえ野」は4室限定のお宿

2019年(平成31年)11月30日(土)

 

娘の招待で水上温泉へ来ています。

前回記事はこちら。

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思いもよらない雪の中、寄り道しながらとろとろと歩くこと2時間半。本日の宿、別亭やえ野 に到着しました。1泊3名利用で34,000円/人(休前日価格) です。

www.ikyu.com

 

奥利根ゆけむり街道を歩いていると、突如として現れた別亭やえ野。少し手前にも雰囲気のいいお宿があったので、そろそろかもしれないとは思っていましたが、あらま、道路際にふつうに建っているのね。

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4室しかないお宿なので、さらにインパクトが小さい。平屋づくりで、田舎の広い家ぐらいの規模かも。

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この格子の向こうが入口かしら?と話しながら写真を撮っていると、どこから見えるんでしょう?お宿の方が迎えに出てきてくれました。チェックイン時刻よりも1時間近く早いんですけど・・・ありがとうございます。

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格子の向こうの階段を上がると、それぞれの部屋は棟ごとに分かれています。

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入ってきた方を振り返るとこんな雰囲気。

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私たちの部屋は、一番初めの扉「さくら」です。

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扉を開けると、お手洗い。右のふすまを開けると部屋なんですけど・・・

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ささっと案内されて、どさっと荷物を置いてしまったので、部屋の写真は撮りそびれてしまいました。12畳のお部屋で、床暖房が入っています。

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広縁も5畳あり、ゆったりして床暖房も入っています。ポットの下に隠されている冷蔵庫には水とお茶のペットボトルが入っており、それらは無料。アルコールは有料でした。

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椅子は一脚ずつ手作りのBC工房のもので、とても座りやすかったです。お値段は10万円前後と張りますが、この座り心地は素晴らしい。各部屋違ったタイプの椅子を入れているそうなので、それぞれの座り心地も試したいぐらい!

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外は冬囲いを終えた庭木。10月中には冬支度をするんだそうです。豪雪地帯のこちらでは、冬には1階がすっかり埋もれてしまうのだそう。あの塀の高さを越すとは驚きですよね。

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隣には洗面所。部屋だけでなく、ここにも床暖房が入っていました。

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温泉は部屋に引かれています。源泉はすぐ近くの向山温泉。加温・加水で温泉としての楽しみはあまりありません。このあたりの温泉は、あまり湯量が多くないという話でした。

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カランはひとつ。環境に配慮した松山油脂のバスケア製品が置いてあります。

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バスタオルは、ここに用意されているほか、着替えが置かれてあるクローゼット内にもありました。大浴場がないのは残念ですが、それぞれの顧客の別荘としての感覚で作られているお宿なので、寛ぐにはこのほうがいいかもしれません。

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お茶菓子をいただきます。かぼちゃのお饅頭でした。甘さを控えた優しい味わいです。

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少し部屋の外を回ってみました。渡り廊下で緩やかに各部屋が繋がっていますが、宿の中とはいえ完全に外です。

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各部屋は完全に独立しているので、物音もまったく聞こえません。

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右手にラウンジが見えるのですが、ここでコーヒーがいただけます。椅子がふたつしかないので、この時間はほかのカップルが利用中で入れませんでした。

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時間をずらして見に行きました。4組しかいないとはいえ、ゆっくり寛ぐにはちょっと気兼ねするかな?

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お月さまがくっきりと見えるので、明日は晴れそうです。

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お食事は開始が18時か18時半から。私たちは18時開始でお願いしました。期待大です!

次回記事はこちら。

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【群馬】1日目-1 水上温泉って豪雪地帯なの?

2019年(平成31年)11月30日(土)

 

去年の八ヶ岳に続き、娘の招待で水上温泉へ行ってきました。当初は9月の予定でしたが、アデレードへ行くことになったので晩秋に変更。前回と同じく、ひとり1泊3万円超の贅沢なお宿です。 

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山岳小説を多く読んでいる私は、谷川岳に親しみを持っていました。一ノ倉沢の衝立岩は、なんと800名もの死者を出している岩登りの難所です。ここに憧れるクライマーや、ここよりもっと難所に挑むために研鑽を積むクライマーの話をいくつも読みました。

 

もちろん、私たちはもっとお気軽にロープウェイで山頂を目指す予定でした。娘なんぞ、上りはできれば歩いて登りたいと言っていたので、一応トレッキングコースのリサーチもして出掛けました。ええ。紅葉もまだ残っているのでは?という認識だったんです。

 

はじめは呑気に車窓から紅葉を眺めて座っていました。ところが、高崎で上越線に乗り換えたあたりから、状況が一変!乗車時間1時間のうち、半分を過ぎたあたりから山に積雪が認められるようになり、終点の水上に到着するころにはすっかり雪景色に!

 

寝ていた娘は、一変した景色に目をぱちくりさせていました。トレッキングなんてとんでもないよね。

 

雪空のもと、ロープウェイといえども谷川岳へ上ったところで景色は望めません。チェックインまでの3時間半をどう過ごそう?

まずは、1.7km先にちょっとおしゃれなお店が並んでいる場所があるという案内を見ていたので、そちらへ向かうことにしました。

 

水上の駅を出て、まずは利根川を渡ります。

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積もっているのはうっすらだけのように見えるかもしれませんが、除雪が必要なほどの積雪量で、除雪されない歩道は歩くことができません。車道を歩く私たち、交通量は少ないですがちょっと緊張します。

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確かに紅葉は残っているよ・・・ね?

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20分余り歩いて到着したのは高平ガーデンエリア。おしゃれなカフェとショッピングが楽しめるエリアと紹介されていましたが、エリアというほどお店はありません(笑

でも、確かにどこからともなく集まってきた人たちが、どのお店にもいました。

 

私たちは、バウムクーヘンのお店GARBAで自宅用にお土産を買いました。奥に見えるお店は育風堂。ポークやソーセージのお店で、レストランを併設しており、食事も持ち帰りもOK。

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でも、私たちがチェックしたのは育風堂と自動ドア続きの直輸入ワインと特別契約日本酒・熟成酒の専門店 瀧澤。そう広くない店内にずらりと並んだワイン。

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日本酒も地元産を含め揃っています。

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本日の試飲1杯200円を見つけたので飲んでみました。地元群馬県川場村 永井酒造株式会社 純米吟醸 直汲み生酒 水芭蕉 です。

すっきりしていて、めちゃくちゃ美味しかったです。でも、4合瓶(1,760円)では到底足りません。一升瓶(3,520円)があったら買いたかったな~

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さぁ、まだ目的地の1/3地点。先へ進みましょう。

途中2台の除雪車と遭遇しました。まずはメインの道路から除雪して、これから脇の道へ取り掛かるようです。水上町は除雪体制が整っているので、これから冬シーズンに入っても生活に支障はないという話を後で聞きました。

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融雪装置もあちこち埋め込まれています。代わりにロードヒーターが入っているところもあるということでした。この水が道路の向こうまで跳ぶので、私たちは水をよけながら歩かなければいけない個所もありました。

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古いポストがずらりと並んでいて目を引くお店がありました。営業しているのかしていないのか、この日はよくわかりませんでした。

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「集た」の送り仮名はどうも違うようだけど・・・店内もレトロ感いっぱいなのだそう。

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上越線に沿って、さらに先へ進みます。どんどん雪国の雰囲気が強まってきますが、私たちは雪など想像だにしていませんでした。

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直進すると谷川岳ですが、私たちはここで右へ曲がります。向こうからくるマイクロバスの屋根には10cmほどの雪が載ったままです。

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こんなふうに緑と紅葉と雪が揃うなんて、レアな感じ。いやほんとまいった。

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この木もまだまだ秋の装いで、ゆめゆめ雪など考えていなかったことでしょう。

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湯檜曽(ゆびそがわ)を渡ります。このすぐ向こうで利根川と合流します。

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そういや谷川岳も上らないし、持参の日本酒、出羽鶴の袋吊りでも飲みましょう。欄干に積もった雪に埋めてキリっと冷やしてちょっと一杯(笑

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雰囲気のいいお蕎麦屋さんが見えてきました。たしか一軒、評判の良いお蕎麦屋さんがあったはず。きっとここでしょう。そば処 角弥いい雰囲気です。晩ご飯に備えて空腹のままでもいいけど、お昼を抜く必要もないよね。ちょっとだけ食べられるといいけどな。

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13時半。店内は8割方埋まっていました。

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どのテーブルにも真ん中にどんと大きなそばせいろが置かれているのが珍しい。新潟県長岡市で創業したこのお店は、へぎそばのお店です。お腹がいっぱいになってはいけないので、3人で2人前を注文し、かも汁を追加しました。

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迫力が伝わらないのが残念ですが、大きなそばせいろに盛られたお蕎麦は2人前でもかなりの量があります。群馬は爆盛りと言われるほど大盛りにする文化なのだとか。

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右からかも汁、普通の蕎麦つゆ、わさび、天かすです。かも汁はいいお出汁が出ていて、鴨も美味しくておススメ!

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食べ終えて角弥を出れば今日のお宿までは1kmちょっと、15分ほどで到着です。

寄り道をしながら水上駅から歩いてきましたが、水上駅からは距離にして5.3km、まっすぐ歩けば1時間ほどの道のり。路線バスだと22分480円です。

 

それにしても群馬県が豪雪地帯だとはまったく知りませんでした。考えてみれば長野県とも新潟県とも隣り合わせ、越後山脈関東山地に囲まれた場所なんですね。北関東は、まだまだ私には未知の世界です。

次回記事はこちら。

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【クロアチア】やーっと年末年始の旅行プランが決定!

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本当に、こんなに長く悩んだ旅行計画はありませんでした。

出発1ヶ月を切った今日、ようやく決定です。

 

思えば、あれこれ考えたものでした。

混迷した理由はふたつありました。

● 行ったことのない国へ行きたい

  サンマリノ共和国・スロベニアをどうにかして組み込みたいという欲

● やっぱりイストラ半島を回りたい

  アドリア海沿岸のロヴィニ・プーラはツアーでも訪問可能だけど高い

  年始にモトブンへ行くにはバス便がなく、ツアーかタクシーになるが高い

  イタリアから移動してきた後だと、どの町も小さすぎて見劣りしそう

 

なにを足して、なにを諦めればスムーズにいくか考えてみました。

サンマリノ共和国は、お天気であればパドヴァから日帰りも可能

スロベニアへ行きたい理由は、ポストイナ鍾乳洞とプレジャマ城のツアー参加

● イストラ半島へ行きたい理由は、当初の目的地だったから

● ハイライトに欠けるクロアチア訪問はスプリトへ飛べば改善される?

 

当初、クロアチアへ娘を連れて行きたいと思っていたことから考えると、イタリアの訪問先を増やすよりも、スプリトを選ぶほうが妥当でしょう。スプリトは廃墟だった宮殿から町づくりをしたという変わった成り立ちで、世界遺産に登録されています。

アドリア海最大の港湾都市で、コンパクトだけど見どころはそれなりにある

● いいホテルが多いうえに安い

● 航空券も片道6,000円前後と安い

 

こうしてスプリトを加えることは決まりましたが、最後まで迷ったのは

スロベニア VS イストラ半島

でした。

 

思いがけず結論が出たのは、スロベニアのホテルが数日前にほぼ完売してしまったのです。残すは2泊で8~10万円の2軒のみ。物価の安いスロベニアで、そりゃないわ~

 

そして、スロベニアに行くならポストイナ鍾乳洞とプレジャマ城のツアーに参加したかったのですが、ポストイナの位置はトリエステリュブリャナのちょうど中間あたり。

えーっ?! ポストイナを通過してリュブリャナへ移動して、またツアーで戻るの?それって、なんか悔しい。

 

かといってリュブリャナからだと9,750円のツアーが、トリエステから参加すると14,000円・・・これもまた悔しい(笑 ←要はケチ

しかも、洞窟好きは私だけというのも決め手に欠ける要因でした。

 

そこへ見たのが、ロヴィニの年越しの写真でした。探してももう見つけられませんでしたが思ったよりも観光客がいるような雰囲気で、アドリア海に花火が上がってキレイ!

ここ数年、年越しは海外ですが、地元民ではないので危険を察知することができないため、イベントには近寄らないようにしています。でも、ロヴィニぐらいの規模だったら、ちょっと覗くのもいいかも!

ロヴィニの観光案内 https://www.rovinj-tourism.com/en

 

そしてやはり、リュブリャナザグレブなどの内陸部はかなり寒いので、年末年始はアドリア海沿岸のほうが少しでも過ごしやすいはず。

シーフードが美味しい海沿いというのも決断の後押しとなりました。

 

果たして出来上がったプランはといいますと・・・

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スロベニアは通過するだけで観光は諦め、地味なイストラ半島で尻すぼみにならないように、スプリトへ飛び、最後ザグレブでクリスマスマーケットを見て締め、そんなプランになりました。

 

パドヴァ拠点

 スクロヴェーニ礼拝堂(パドヴァ

 ムラーノ島ブラーノ島ベネチア

 ベローナ・ボローニャ・ラベンナ・サンマリノ共和国からどれか

● ロヴィニ拠点

 プーラ

スプリト拠点

 トロギール・シベニク

 

なかなか踏ん切りがつかなかった最後の理由は、イストラ半島の宿泊がどこも高額だったことにあります。

スロベニアアドリア海沿岸ピランに泊まればスロベニアを訪問国に加えることもできましたがそのピランも、今回泊まることにしたロヴィニも、おそらくは民泊SOBEだと思われるのに、ザグレブでベストウエスタンホテルに泊まるよりもはるかに高い。ど・ど・どうして?

元旦を挟むので朝食付は必須でしたが、食事がホテルより民泊のほうが豪華ってことは、まさかないよね?なーんとなく納得できなくて、なかなか予約する気になれなかったのでした。

 

これでやっと予約も完了。あとは、やっと時刻表が出揃ったイタリアの交通機関を調べるなど、当日に備える作業に入ります。

 

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秋田県大仙市 出羽鶴酒造【出羽鶴】 

2019年(令和元年)11月28日(木)購入

 

出羽鶴酒造のお酒で何度か飲んだはずですが、記録に残す前のことだったのでしょう。系列の秋田清酒【刈穂】の記事しかありませんでした。 

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週末の旅行用に相棒が買い出しに行ったところ、美味しかったほうの「袋吊り」のほうは4合瓶しかなかったので、そちらを旅行用に。

このお酒の件は、秋田旅行のときにもちらりと書いていました。 

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秋田県大仙市 「出羽鶴」出羽鶴酒造㈱

【出羽鶴】新米初しぼり 特別純米酒直詰生原酒

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  精米歩合 60%

  アルコール度数 16度

  製造年月 2019年11月

 

美味しいお酒ですが、やっぱり袋吊りのほうに軍配が上がります。

一升瓶がなかったのが残念。

 

その袋吊りを持って行った旅行の話、次回以降で書きます。

 

【クロアチア】ANAプレミアムエコノミーアップグレードキャンペーンをGET!

 

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あのままずーっと計画が進まないクロアチア旅行。

ベネチアも高潮の影響を受け、大きな被害を受けているようで心を痛めていますが、ひとまずベネチアinでイタリア方面は行先の候補は絞れているものの、クロアチアは手つかずで放置したままです。

 

そんなところへ、先日ANAからメールが届きました。

 

ANAより】アップグレードの申し込みを承りました

 

と、書いてある。

なになに?

 

SFC会員向けのプレミアムエコノミーへの無償アップグレードが9月30日で終了し、来年4月1日からはこれまでできなかったプレミアムエコノミーもアップグレードの対象になります。

10月1日から3月31日までの間、まぁ言えばSFC会員の特典がなくなってしまうお詫びのキャンペーンとなるのでしょう、プレミアムエコノミーへアップグレードへの予約ができるというキャンペーンを開催しています。

つまり、3月31日までのエコノミークラスの搭乗券を購入していれば、以前の無償アップグレードのように搭乗時まで待つことなく、即アップグレード予約ができるというわけです。

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どの予約クラスでも予約できるというのがウレシイところ。

これまでの私はアップグレードなどとは無縁の格安予約クラスしか眼中にありませんでした。このキャンペーンを知ったときも、すでにこの年末年始の航空券を予約したあとのこと。え?この予約クラスでもOKなの?

そんなわけで、アップグレードの予約開始と予告されていた9月末を固唾を飲んで見守っていました。何日から予約開始なんだろう?

結局、ほとんど末日だった記憶がありますが、おそらく開始の日は外してしまい、その翌日に予約したように思います。それでも、相棒ともどもアップグレードに成功。

うちの場合、航空券はいつも各人の名前でそれぞれ予約するので、1名ずつだったのもアップグレードしてもらいやすかったかもしれません。でも逆に、ふたりともアップグレードできるかどうかわからなかったのでラッキーでした。早速、窓際の2席が空いていたので座席も確保しました。

 

でも、どうしてこんなに早く予約完了なんでしょうね?

まだまだこれから年末の予約も入ると思うのですが、このキャンペーン用の枠を取っているということでしょうか。6週間前になったので、一部開放とか?

ともあれ、当日までチャンスはあるようなので、復路にも期待したいと思います。

 

え?娘?

 

残念ながら、SFC家族会員の彼女にはこの権利はありません。でも、もともと私たちと離れて座るのが好きなので、きっとまた小さく丸まって寝ていることでしょう。

 

プレミアムエコノミーへの無償アップグレード特典はもうなくなってしまうので、一度でもこの恩恵にあずかれたのはおおいなるご褒美となりました。

 

【追記】

別件で娘の航空券を取ろうとしたところ、え?娘もアップグレード予約ができたことに気づきました。直前なのでチャンスはきっとない。でも、特にそういうことに興味のない娘は、座席が広いと身体が固定しにくいからいいよ~と笑ってました。ちゃんと試したつもりだったんだけどな〜

誤情報も、謹んで訂正いたします。