2025年(令和7年)1月5日(日)
年末年始ヨーロッパ5ヶ国を巡る旅に出掛けました。ベルギーの首都ブリュッセル、ポルトガルの古都ポルト、スペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラ、イタリアのミラノを回り最後の国スロバキアの首都ブラチスラバと周遊し、帰国です。前回はウィーン国際空港のAustrian Loungeの話を書きました。
10:25発のフライト。そろそろ搭乗時刻です。
座席は変わらず真ん中の2席。

去年から変更になったETTINGER (エッティンガー)のアメニティは、また違う色でした。CAさん曰く「私たちも知らないぐらいいろんな色があるんです」。

包装用のビニール袋や歯ブラシなどのプラスチック製品を極力省いたもので、私は好印象を抱いています。ただ往路でも書きましたが、スリッパに入っていた靴べらがなくなると案外不便と気づきました。

東南アジア便と違ってウェルカムドリンクが省略されることはありません。ビジネスクラスの価格が倍ほど違うものね。

機内で見る安全のしおりはポケモンに代わっていました。私、歌舞伎バージョンが好きだったんだけどな。

離陸後1時間半ほど経って飲み物の時間になりました。


アミューズ ●フォアグラカナッペ ●ニソワーズサラダ

食事は毎度洋食のチャレンジを試みるのですが、アペタイザーにプラスして、牛フィレ肉のソテーか鱸のソテーがドーンと出てくるだけと思うと萎えちゃう。

洋食のアペタイザーがビーツでマリネしたスモークサーモンだけということから考えると、断然和食と思ってしまうのは私だけ?アルコール必須だということもあるかな。

前菜 ●蛸柔らか煮 ●玉子焼き ●蓮根挟み揚げ ●帆立貝柱幽庵焼き
今回大満足で食べた蛸、機内食でも登場です。柔らかく美味しく仕上がっていました。ミニカップはメニューに載っていないけど中身は何だったんだろう。

小鉢 鶏と茄子の煮おろし

小鉢 ローストビーフ オリーブポン酢掛け

主菜 鮭照り煮
鮭を照り煮にするというイメージがわかなかったのですが、他の魚の煮付けつけとは違って汁もなく、焼き魚っぽくしっかりしていて美味しかったです。

御飯・味噌汁・香の物
品数もあって充実しているので、やっぱり和食が好み。でもそろそろANAの機内食以外のものも食べてみたい。ダイヤモンド会員を諦めて他のスターアライアンスで羽ばたいてみるかな。

赤ワインに移行して、機内食終了。あとは転寝をしながら映画を楽しみました。

ここから先は、朝食まで以下のメニューからチョイスです。おにぎりセットは初めて見るし、ガーデンサラダやチーズなども食べたいのに、胃袋に限界があるのが残念。

それでもやっぱりワインのお供はチーズ盛り合わせ。

飲みすぎ注意とばかりに配られた追加の水は200mlの小さいサイズでした。


そして、どこからか匂いが漂ってくると頼んでしまうのが一風堂プラントベースラーメン ~プラとん(Pla-Ton)~

朝食は和食の主菜 鱈生姜煮に魅力を感じなかったので、洋食をチョイス。

メインの野菜のチェダーチーズのフリッタータは味も見てのとおりから想像するとおり。取り敢えずOKでした。

フルーツはいまひとつでしたが、パンはまぁまぁ美味しかったという記憶があります。


今回の旅行は5ヶ国を周遊していますが、観光施設に入ることを重要視していなかったので、かなりゆったり過ごせたという感想を持っています。サンティアゴ・デ・コンポステーラだけは自力で行ったほうが良かったと思いますが、バス停から中心部が遠かったこともあってやむをを得なかったし、他も見損ねたところは多々あったものの街歩きとしては楽しめました。前年のルクセンブルク・マドリード・リヨンの周遊がどこもとても寒かったので、余計に今回ゆったりできたと思えたのかもしれません。盗難にも会いましたが、何度思い返してもいい旅行だった満足しています。
【お土産編】
ブリュッセルで購入したワッフル3.29EUR(562円)。もっと買えばよかったのだけど初日だったのでこれだけしか買わずにいたのが心残り。

サンティアゴデコンポステーラのアバストス市場で購入した胡椒入りチーズ9.36EUR(1,539円)。1ヶ月位で使ってしまいました。すりおろしてパスタやグラタンなどにかけてると胡椒の味もプラスされてめちゃ美味しかった。

同じくサンティアゴ・デ・コンポステーラで購入した聖ヤコブのアーモンドケーキとして知られるTarta de Santiago(タルタ・デ・サンティアゴ)は一番小さいサイズを購入4.5EUR(769円)。

持ち歩いているうちに十字架は崩れてしまいましたが、素朴な味わいに病みつき。アーモンドプードルのしっとりした食感がとても美味しかったです。


ポルトのボリャン市場で購入したのはドライフルーツ2種。たぶん東南アジアからの輸入だよね。ハノイへ行ったあとだったのでつい買ってしまいました。ミックス2.5EUR(427円)・ドライマンゴー400g6.5EUR(1,111円)。ハノイよりは1.5倍ほどするけど、国内で買うよりはお得かな。

パルマのパルメジャーノレッジャーノ専門店で購入した24ヶ月熟成で542g9.67EUR(1,638円)と30ヶ月558g12.72EUR(2,153円)。保存の都合上、食べ比べられたのは30ヶ月を食べ終えるときに、代わって24ヶ月を食べ始めたときだけ。違いは私ではわからなかったけど、これを食べ始めてから家にあるグラナパダーノが物足りなくなってしまったわ。30ヶ月のほうが白い粒が大きいけど、こんなところが違いではきっとないよね。すでにあれこれチーズを持っていたので、30ヶ月を約2ヶ月で食べ終えたあと、今は24ヵ月を使用中。

パルマではアンチョビ150g4.99EUR(845円)も購入しています。ブラチスラバでオリーブオイル1ℓ7.92EUR(1,334円)とホースラディッシュ200g1.57EUR(264円)。旅行中でもっとも物価が安かったので、お得でした。


でも、なんといってもお得だったのがベルガモ空港近接のショッピングモールで購入したポルチーニ茸100g8.99EUR(1,525円)。ポルチーニ茸はランクがいろいろあって、高級になるほど形もしっかりしているの。これは割と安めのほう。


帰国してから見つけたポルチーニ茸は20gで1,426円とある。確かにこれは高級と書いてあるけど、5倍もするので驚いてしまったよ。ポルチーニ茸は野生のまま乾燥させるので、80℃ぐらいのお湯で戻して殺菌するのがコツ。高級ならそこらあたりもきちんとしているかもしれないけど。トマト系よりもやっぱりクリーム系が合います。パスタにリゾットに大活躍。

心残りは同じスーパーにあったドライトマトを買わなかったこと。大量に入っていたので使いきれないのでは?と言われて断念したけど、いやいやきっと使ったよ。次回ヨーロッパへ行ったらイタリア食材は物色したいな。
【機内映画編】
実は、全編覚えている映画は皆無。それでも、この後の旅行で同じ機内映画を観てしまったので、備忘録に残しておきます。そんなわけで感想はなし。
● ボレロ 永遠の旋律 (2024年)
フランスの作曲家ラベルによる不朽の名曲「ボレロ」の誕生秘話を描いた音楽映画。1928年、パリ。スランプに苦しむモーリス・ラベル(ラファエル・ペルソナ)は、ダンサーのイダ・ルビンシュタイン(ジャンヌ・バリバール)からバレエの音楽を依頼される。彼は失ったひらめきを追い求めるかのように自身の過去に思いを馳せながら、試行錯誤の日々を経てついに傑作「ボレロ」を完成させる。しかし自身のすべてを注ぎ込んで作り上げたこの曲に、彼の人生は侵食されていく。(映画.comより)
● 黒い司法 0%からの奇跡 (2020年)
冤罪の死刑囚たちのために奮闘する弁護士ブライアン・スティーブンソンの実話を映画化したヒューマンドラマ。黒人への差別が根強い1980年代の米アラバマ州。犯してもいない罪で死刑宣告された黒人の被告人ウォルター(ジェイミー・フォックス)を助けるため、新人弁護士のブライアン(マイケル・B・ジョーダン)が立ち上がるが、仕組まれた証言や白人の陪審員たち、証人や弁護士たちへの脅迫など、数々の困難に直面する。(映画.comより)
● キャンディ・ケイン・レーン (2023年)
イタズラ好きな妖精の魔法によって混乱に陥った町に平和なクリスマスを取り戻すために奮闘する一家の姿を描いたファンタジーコメディ。
ご近所仲間で行われている毎年恒例のクリスマス・デコレーション・コンテストで優勝することに熱意をささげるクリス(エディ・マーフィ)。ある年のクリスマス、ペッパーというイタズラ好きな妖精(ジリアン・ベル)とうっかり契約して、クリスマスシーズンの12日間を盛り上げる魔法をかけてもらうことにしたクリスだったが、そのせいで町中は大混乱に。クリスと妻のキャロル(トレイシー・エリス・ロス)、そして彼らの3人の子どもたちは、町の平和なクリスマスを取り戻そうと魔法を解くための冒険を繰り広げる。(映画.comより)
● クイズ・レディー (2023年)
母親のギャンブルの方に愛犬を連れ去れらた女性が、姉の協力を得てゲーム番組に出場し、一獲千金を狙います。
● 違国日記 (2024年)
コミック誌「FEEL YOUNG」で2017年から2023年まで連載されたヤマシタトモコの同名漫画を映画化し、人見知りな女性小説家と人懐っこい姪の奇妙な共同生活を描いたヒューマンドラマ。
大嫌いだった姉を亡くした35歳の小説家・高代槙生(新垣結衣)は、姉の娘である15歳の田汲朝(早瀬憩)に無神経な言葉を吐く親族たちの態度に我慢ならず、朝を引き取ることに。他人と一緒に暮らすことに戸惑う不器用な槙生を、親友の醍醐奈々(夏帆)や元恋人の笠町信吾(瀬戸康史)が支えていく。対照的な性格の槙生と朝は、なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに、家族とも異なるかけがえのない関係を築いていく。(映画.comより)
確かに見たことを覚えているのはこれ。しかも今になって、槙生役が新垣結衣だったと知りました。しばらくテレビを見ないうちにこんな雰囲気の女優さんになっていたのね。
● Goodrich (2024年)
現代のロサンゼルスを舞台にしたホリデーシーズンを描くコメディ。アートディーラーのアンディ・グッドリッチ(マイケル・キートンキートン)は、リハビリ施設に入所した2番目の若い妻から離婚を切り出され、9歳の双子の面倒を見ることになる。仕事そっちのけで慣れない育児に奮闘し途方にくれるアンディは、成人し妊娠中の娘グレース(ミラ・クニス)に助けを求めながら、幼い頃のグレースには決して見せなかった父親の姿に成長していくというストーリー。(映画.comより)
● Good One (2024年)
17歳の少女サム(リリー・コリアス)が父とその友人との山登りに付き合ううちに、大人世代とのズレを感じ始めて…。カンヌ国際映画祭出品。
3ヶ月の長きに渡りお付き合いいただきありがとうございました。これで、ヨーロッパ5ヶ国を巡る旅行記は終了です。次回から少し備忘録を書いたあとは先月のゴージャスな国内宿泊について書く予定にしています。























































































































































































